七五三とは、親として子供の成長を願う平安時代に行われた儀式です。3歳で髪置き5歳で袴着、7歳で帯ときの儀式があります。男児は3歳と5歳、女児は3歳と7歳に行われるものだったが、現代では本来の神事の内容は薄れて、親が子供の成長を願う儀式として行われています。
3歳では言葉を授かり、5歳は知恵を、7歳は歯を授かることを神に感謝する儀であると伝えられる地方もあり、各年齢で感じさせる子供の成長ははかりしれないです。その大切な行事である七五三では、近年写真撮影が欠かせません。子供の顔が大きく変わる年齢でもあるからです。これから七五三を迎えるにあたって神社や写真館選びにおけるポイントは、5つ。現在8歳女の子と4歳男の子を育てる私から実体験も交えて、参考にしてください。
1 移動距離
子供は飽きやすいです。まして、着慣れない装束を身に纏っている時は大人が思う以上に嫌がります。参拝神社、写真館を決める際には、なるべく移動距離の短いところを選び飽きさせないようにしましょう。移動時間が長い場合は日を分けて行うことを、おすすめします。
2 七五三撮影時期
極端に暑い時期や寒い時期は体調不良の原因にもなるので避けましょう。十一月は近年、気温が上昇傾向にあり重ねてきる着物では暑かったりします。普段着慣れないため言葉でうまく伝えられない子供はぐずってしまうこともあるでしょう。神事を行うのは、洋装で十一月に行い写真を撮るのは別日に設けるのもオススメです。写真を撮る際に確実に子供の機嫌が良いとは限りません。また、子供自身が持病がある場合、苦手な体調を管理するのが難しい時期は最初から避けた方が無難です。
3写真館・フォトスタジオの雰囲気が大事
写真館・フォトスタジオを選ぶとき一番大切なのは親が写真館のスタッフさんとリラックスした雰囲気が持てることです。親のリラックスした空気感は確実に子供に伝わります。
4 参列者は選ぶ
子や初孫ですとつい大人数で祝いたいものですが、参拝時や写真撮影時はできれば最低限で。
5 何でも楽しむ
つい力が入りがちになりますがその場をとにかく楽しむことです。
以下は、実体験です。
我が家の七五三
1 女の子が3歳の時の七五三
片道1時間の由緒正しき神社で祈祷をしてから写真を撮りに行きたいと思い各所に予約しました。神社は街から離れ、山の中を一本道が通るような場所です。その場所を選んだのには訳があります。自然あふれるところでパワーをもらって、非日常を味わいたいという親の目的もありました。子供の性格が少々ヤンチャということもあり、自然あふれる空間に大興奮し、山道を植物や虫を楽しみながら歩いて登り、行きだけで疲れてしまい、道中飽き始め祈祷は無事に終えたものの写真館に着く頃には熟睡。昼寝を起こされご機嫌がイマイチのところで、着物に着替えさせ髪を整えたり顔を触られたりしたので当然不機嫌に。ですが流石女の子。スタッフさんから褒めてもらいご機嫌を取ってもらいなんとか笑顔の写真になりました。交通事情は読めないため、余裕を持ち時間はあまりかけない方が得策です。
2 時期は十一月は季節の変わり目ということもあり、
気温、天気共に変わりやすく体調も壊しやすかったりします。我が家の女の子は、喘息持ちのためこの時期特に体調に気を配っていました。5歳の時です。本来は、写真を撮ったりしなくても良いのですが、可愛い洋服に目を輝かせおしゃれに目覚め始めていたので、親の欲目で写真を撮ることにしました。ドレスを選び、髪を整え、着々と準備が進んでいきます。いざ七五三撮影に臨むと、イマイチ顔色が良くありません。肩を出したドレスで部屋の中は温めてもらっていたのですが、その日に限って外は粉雪が舞う気温の低い日。肩出しで冷えたのかお腹を壊していました。大人が思う以上に、子供はデリケートにできています。十一月という時期に拘らず、お子さんが体調の良い時期を見極め、余裕を持って臨むことをお勧めします。七五三写真撮影も決して安い買い物ではありません。親が余裕を持つことが何より素敵な七五三写真を撮ることができる秘訣です。
3 フォトスタジオの雰囲気はとても大切です。
特に人見知りのお子さんなどは、その場に行くだけでも緊張してしまうことが多いです。子供の良い表情が撮りたいと願ってしまう親としては、焦ります。すると子供がさらに緊張します。我が家の男の子も、お姉ちゃんと一緒じゃないと嫌だと姉を慕っています。ですが、2人で一緒に撮影をという日にインフルエンザになり、致し方なく別日に一人で七五三撮影に臨みました。場所、人、空間全てに緊張していました。なかなかママから離れてくれません。ですが、スタッフさんがとても上手に気分をのせて最高の笑顔を引き出してくれました。事前の打ち合わせで、好みを把握してそれに関する話題を提供してくれ、子供の得意分野で話をさせてくれ承認欲求を満たしに満たしてくれ、警戒心を紐解いて、最高の笑顔を引き出してくれました。また、特に望みを強く伝えていたわけではないですが、二人の七五三写真があればいいなと呟いていたことを覚えてくれており、画像を加工して2人の写真を作ってくれました。その心遣いにとても感謝をしたことは、今でも忘れません。子供にもその想いは伝わるようで、また写真を撮る時はあそこで撮りたいと親子で話をしています。
4 最低限の人数で七五三参拝、撮影をオススメします。
七五三参拝は、先に進みたい人とゆっくりと歩きたい人が、ペースが合わず時間が経つにつれピリピリとした空気感になります。すると最初は機嫌の良かった子供でも雰囲気を察して、不機嫌になる場合があります。七五三撮影の時は、写真を選ぶときに意見が割れることがあります。我が家の女の子は主人と私、両家にとっての初子初孫でした。主人を含め義両親は目的地までどんどん進みたいタイプで、私や両親は周りの景色を楽しみながらゆっくり進みたいタイプでした。子供は1人なので、大人が6人もお供をするという異様な光景です。本人はご機嫌よくできましたが、大人の機嫌を取るのが大変で最後にはぐったりしてしまいました。祖父母はその場だけですみますが、パパやママはそうはいきません。後の子供との時間を大切にするために、最低限で疲れないように行動できるスケジュールを立てることを、おすすめします。
5 どんなことでも七五三を楽しみましょう
子供の行動は突拍子もないものなので、予測ができません。普段と違うことをすれば大人でも疲れます。身体の小さい子供ならなおのことです。なんでもないところで転んだり、笑いすぎて吐いたりすることもあります。必死にあれば怒ってしまいがちになりますが、何年か経てば笑い話になります。でしたら、楽しく時間を過ごした方がお得だとは思いませんか?不機嫌な人がそばにいるとそれだけでまわりも機嫌が悪くなります。笑っていればそれだけで楽しい七五三の思い出が残ります。
これから七五三を迎える方に少しでも参考にしていただけたらと思います。
形式にこだわりすぎて、楽しむ心を忘れないように
また、お祝いの席はどんなエピソードでも思い出になります。その場でおおなきしても次のお祝いで機嫌よく過ごすことができれば、それが成長を感じる瞬間でもあります。
昔は子供が長く生きられなかったため七五三は節目を神様に報告するための儀式としてきました。現代では成長を楽しむ儀式とされているようで各地域によって形式も様々です。地域の伝統に従うもよし、自分たちのスタイルを築くもよし、いろいろな方法があります。形式にこだわりすぎて、楽しむ心を忘れないように楽しい七五三の思い出を作ってください。
七五三記念写真撮影は、福岡市フォトスタジオ原田写真館Since1969
福岡県福岡市東区香椎1-12-6(香椎参道通り)
TEL:092-671-2373
営業時間:10:00-18:00 (ご予約により変更します)
定休日:火曜日 / 火・水曜日(2月・5〜9月)

七五三写真撮影|福岡市東区原田写真館
七五三撮影スタジオ|原田写真館since1969香椎参道












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百年先にも見飽きる事のない1枚になるように、お子さま・ご家族が主役の ありのままの「今」を未来に届けられるように、階調表現や色調にこだわり 「らしさ」を引き出す技術と見つけ出す感性をバランス良く融合させ 優しく温かい光の中で、心地良い構図の整った写真をお撮りしています

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七五三参拝当日気をつけるべき注意点|服装や持ち物と親の準備
七五三参拝当日の服装や持ち物、写真撮影、スケジュール、神社でのマナー、雨天時の対応など、七五三当日を笑顔で過ごすための準備について解説します。
事前の準備が、お子様の成長を祝う大切な七五三を成功させるための第一歩です。
七五三当日をスムーズに、子供も親も笑顔で過ごせるよう、ポイントをまとめました。
七五三当日は、まず予約した時間に合わせて神社へ向かい、受付を済ませます。
ご祈祷の時間まで待ち、神主さんの指示に従いましょう。
ご祈祷後はお守りや千歳飴を受け取り、写真撮影や食事会へ向かいます。
当日の流れを事前に把握しておくことで、安心して当日を迎えられます。
この記事では、七五三参拝当日を笑顔で迎えるために、以下について解説します。
- 当日の服装と持ち物の準備
- 写真撮影の準備と、食事の準備
- 神社での心得と、事前の準備
七五三参拝当日を笑顔で迎えるための準備
七五三参拝は、お子さんの成長を祝う大切な行事です。
事前の準備が、当日の笑顔につながります。
七五三、特別な日を彩る準備の第一歩
七五三の準備は、まず全体の流れを把握することから始めましょう。
七五三は、一般的に11月15日に行われますが、近年では気候の良い時期や、土日祝日に合わせて日にちをずらす家庭も多くあります。
お子さんの年齢や健康状態、家族の都合などを考慮して、参拝日を決めましょう。
参拝する神社を決め、予約が必要かどうかを確認します。
衣装の手配、写真撮影、食事の予約も早めに済ませておくことが重要です。
当日の流れをスムーズに: 服装と持ち物の準備
当日の服装と持ち物を事前に準備しておけば、スムーズな一日のスタートを切れます。
服装は、着物、スーツ、ワンピースなど、さまざまな選択肢があります。
着物を選ぶ場合は、着付けの予約も忘れずに済ませましょう。
持ち物は、カメラ、ビデオカメラ、おやつ、飲み物など、お子さんの年齢や状況に合わせて準備します。
着物の場合には、肌着や足袋も必要です。
天気によっては、雨具の準備も必要になります。
七五三参拝、当日のスムーズな過ごし方
当日の過ごし方を知っておけば、落ち着いて七五三に臨めます。
七五三参拝、当日のスムーズな過ごし方
当日は、まず予約した時間に合わせて神社へ向かいましょう。
受付を済ませ、ご祈祷の時間まで待ちます。
ご祈祷では、神主さんの指示に従い、静かに待ちましょう。
ご祈祷後、お守りや千歳飴を受け取ります。
写真撮影や食事会を行う場合は、移動時間も考慮してスケジュールを組みましょう。
七五三参拝、記憶に残る写真と食事について
七五三は、お子さんの成長を祝う大切な行事です。
写真撮影と食事は、その特別な日をさらに彩る要素です。
大切な瞬間を形に: 写真撮影の準備
七五三の思い出を永遠に残すためには、写真撮影の準備が非常に重要になります。
写真スタジオ、写真館、ロケーション撮影など、さまざまな方法があります。
写真撮影の準備は、以下の点が重要です。
- 写真スタジオや写真館の予約: 事前に予約を済ませておきましょう。
- 衣装の準備: 衣装のレンタルや購入、着付けの予約も忘れずに。
- ヘアメイク: 写真スタジオや写真館で、衣装に合わせたヘアメイクをしてもらいましょう。
- 撮影小物の準備: 千歳飴やおもちゃなど、お子さんの気を引く小物を準備しておくと良いでしょう。
- ロケーション撮影: 自然な笑顔を引き出すために、ロケーション撮影もおすすめです。
美味しい食事で笑顔を: 食事の準備
写真撮影の後は、美味しい食事で子供も大人も笑顔になる時間を作りましょう。
食事の準備も、七五三の大切な要素です。
食事の準備で、以下の点に注意しましょう。
- お店の予約: 食事会を行う場合は、お店を事前に予約しておきましょう。
- 子供向けのメニュー: 子供が喜ぶメニューがあるお店を選びましょう。
- 自宅での食事: 自宅で食事をする場合は、事前に料理を準備するか、テイクアウトを利用しましょう。
- アレルギー対応: アレルギーがある場合は、事前に伝えておきましょう。
- 食事の時間: 参拝後の子供の様子を見ながら、無理のない時間で食事を済ませましょう。
- お祝いの席: 七五三のお祝いにふさわしい、華やかな食事を用意しましょう。
素敵な七五三参拝にするために
七五三は、お子さんの成長を祝う特別な日です。
当日は、お子さんにとっても親御さんにとっても、かけがえのない思い出となるように、しっかり準備をして、心から楽しめるようにしたいものです。
神社での心得、子供も親も気持ちよく過ごすために
神社での参拝は、厳粛な気持ちで行うことが大切です。
小さなお子さんがいる場合は、特に周りへの配慮を忘れず、全員が気持ち良く過ごせるように心がけましょう。
神社での心得は、以下の通りです。
- 挨拶: 神社に到着したら、まず鳥居の前で一礼し、神様に挨拶します
- 手水舎: 手水舎で手と口を清めます。柄杓に水を汲み、左手、右手の順に清め、左手で水を受けて口をすすぎます。最後に、柄杓を立てて残りの水で柄を洗い流しましょう
- 参拝: 拝殿に進み、賽銭を納めます。二礼二拍手一礼の作法でお参りしましょう
- 写真撮影: 他の参拝者の邪魔にならないように配慮し、周囲の状況を確認してから撮影しましょう
- その他: ご祈祷中は私語を慎み、神社の指示に従いましょう。ゴミは持ち帰り、来たときよりも綺麗にして帰りましょう
これらを意識することで、他の参拝者にも気持ち良く過ごしてもらうことができます。
事前に準備、笑顔あふれる七五三を
七五三当日を笑顔で迎えるためには、事前の準備が重要です。
服装や持ち物、当日の流れなどを事前に確認し、お子さんとの素敵な思い出作りのために、万全の準備をしておきましょう。
事前の準備は、以下の通りです。
- 服装の準備: 着物や洋装など、お子さんの服装を決めましょう。着物を選ぶ場合は、着付けの予約も必要です。親御さんの服装も、TPOに合わせたものを選びましょう
- 持ち物の準備: カメラやビデオカメラ、おもちゃ、おやつ、飲み物など、必要なものをリストアップし、準備しておきましょう
- 写真撮影の準備: 写真スタジオや写真館の予約、またはロケーション撮影の検討も必要です。
- 当日のスケジュールの確認: 参拝する神社、写真撮影、食事会などのスケジュールを立て、移動手段や時間を確認しましょう
- 子供への声かけ: 事前に七五三について説明し、当日の流れを伝えて、子供が不安にならないようにしましょう。頑張ったことやできたことを褒めて、自信を持たせてあげましょう
これらの準備をすることで、当日はスムーズに、そして笑顔で過ごすことができるでしょう。
よくある質問(FAQ)
七五三の当日、神社に**参拝**する際、どのような**服装**が適切ですか
お子様の服装は、着物、洋服、フォーマルな服装など、様々な選択肢があります。
着物を選ぶ場合は、着付けの予約も必要です。
親御様の服装は、フォーマルな服装から、落ち着いた服装まで、TPOに合わせたものを選びましょう。
七五三**当日**の**持ち物**には何が必要ですか
七五三当日の持ち物は、お子様の年齢や状況によって異なりますが、カメラやビデオカメラ、おやつ、飲み物、着物の場合は肌着や足袋、天気によっては雨具などがあると良いでしょう。
七五三**参拝**の**当日**、神社での**マナー**で気をつけることは何ですか
神社での参拝は、厳粛な気持ちで行うことが大切です。
鳥居の前で一礼し、手水舎で手と口を清め、拝殿で賽銭を納め、二礼二拍手一礼の作法でお参りしましょう。
ご祈祷中は私語を慎み、周囲への配慮を忘れずに、気持ちの良い参拝を心がけましょう。
七五三**当日**の**写真****撮影**はどのようにすればいいですか
写真撮影の方法は、写真スタジオ、写真館、ロケーション撮影など、様々です。
事前に予約を済ませ、衣装やヘアメイクの準備をしましょう。
お子様の気を引く小物を準備しておくと、自然な笑顔を引き出すことができます。
七五三**当日**の**スケジュール**を立てる際のポイントは何ですか
七五三当日のスケジュールは、まず参拝する神社、写真撮影、食事会などを決め、移動時間も考慮して余裕を持った計画を立てましょう。
子供の休憩時間や、食事の時間を考慮することも大切です。
七五三**当日**に雨が降った場合、どのように対応すれば良いですか
七五三当日に雨が降った場合は、まず参拝する神社に屋根付きの場所があるか確認しましょう。
雨具の準備はもちろんのこと、着物の場合は、雨よけのカバーなどを準備すると良いでしょう。
まとめ
七五三参拝当日を笑顔で過ごすために、事前の準備が大切です。
当日の服装や持ち物、写真撮影、食事の準備、神社でのマナーなどを事前に確認し、お子さんとの素敵な思い出作りのために、準備をしましょう。
- 服装と持ち物の準備
- 写真撮影の準備
- 食事の準備
- 神社での心得
準備をしっかり行い、七五三当日を笑顔で過ごしましょう。