お子様が生まれて1歳を過ぎたころになると考え始めるのが「七五三」です!筆者にも息子がおり、 初めて迎える七五三というイベントにはとても悩みました。なぜかというと、まず自分がやった時の 事を全く覚えていない、そして親となった今「七五三、何からやればいいの?何を準備すればいいの?」等な ど疑問がたくさん出てきたのです。そこで!実際に七五三を体験した筆者がこれから七五三を迎える 方々へあって良かったもの、七五三やって良かったもの等アドバイスをお伝えしたいと思います。

まずは七五三参拝の日取りを決めよう

七五三を祝う正式な日取りは 11 月 15 日といわれていますが、実際は 10 月頃の涼しくなって来た 頃から始まり 12 月上旬までに行うご家庭が多いです。11月15日にこだわる方もいるかもしれま せんが、当然ながら11月15日が必ず土日になるわけではないのでお仕事を休んでまで行くよりも ご両親の仕事の都合や祖父母の意見を聞きながら日を決めることをオススメします。

 ただ週末や「大安」の日、11月の祝日に行く方は多く、県内の有名な神社などではとても混み合
います。七五三だけでなく、お宮参りをされる方もいるため予約が出来ない神社の場合はご祈祷の順
番待ちで1時間待つなんてことも。そうなると子供は静かに待っていられません。飽きてきてお外で
ゴロゴロし始めたり、筆者の息子のようにぐずってしまうなんてことも。しっかり着付けていただい
た衣装もご祈祷の時は着崩れてダラダラとしてしまったら勿体ないです。出来るだけ待ち時間を少な
くするために平日に日取りをしたり、予約が可能な神社でしたら早めの時間にご予約することをおすすめします。
また、七五三レンタル衣装店や着付けしてくださる方の都合で日を決められる場合もあります。「週末は予
約でいっぱいですが平日のこの日なら可能ですよ」と言われて日取りをすることもあります。

七五三衣装が和装の場合、あって良かったもの

お子様やママの衣装は和装ということが多いですが、ママの服装は和装ではなくフォーマルなもの
にする選択もあります。筆者が行った神社では若いママが成人式のような華美な和装の方がいました
が七五三の主役はお子様です。ママは華美なものではなく清楚なものにしましょう。

そして3歳の男の子は和装ではなくフォーマルな服装にしても構いません。最近ではインスタ映え
を狙って和装を選ばれる方もいるそうですが、和装は「トイレが大変」ということを念頭に置いて選
択さると良いと思います。

さて筆者の息子も和装にしたのですが、当日はとにかく「紐が当たって痛い」だの「汗をかいて気
持ち悪い」等など息子から文句の嵐でした。そんな時に助かったのが、ハンカチや薄手のハンドタオ
ルです。痛いと言ったところにそれらを入れ、汗をかいた背中にそれを入れの繰り返しをして乗り
切ったのでした。また筆者の選んだ神社は駐車場からご神殿まで距離があり砂利道や階段がありまし
た。その時とても助かったのが「いつも履いている靴」です。ご神殿までをその靴に履き替えて行っ
たので移動がスムーズでした。

そして女の子の場合は結った髪にボリュームを出すために付け毛を使うことがあります。それが取 れて来たり、結った髪がほどけて来たりなんてこともあるため、ピンや U ピン、ヘアブラシ、ヘアス プレー等があると便利です。

ご祈祷には寒さ対策を!

ご家族によっては七五三参拝のみで終えることもあるかと思いますが、七五三のご祈祷を受けると神社に よっては千歳飴やお菓子、お守りなどを頂けます。ご祈祷の申し込みは神社の受付で行われ、金額と しては5千円~1万円の間です。ご祈祷の予約をしてある場合は受付もあるため時間に余裕をもって 行き、予約がない場合は順番を待つことになるので「お気に入りのおもちゃ」などを持っていきま しょう。ご祈祷はご神殿で行われますが、20分程度椅子で静かにしていなければなりません。慣れ ない服装に、慣れない場所、子供はそれを察してぐずぐずしてしまうこともあります。その時は抱っ こしたり、「あと少しで終わるよ」と小さい声で声掛けなどして乗り切りましょう。間違っても怒 鳴ったり、スマホを見せたりなんてことはやめましょう。また七五三のシーズンは肌寒い季節でもあ り、お天気が悪い場合はとても寒くなります。そのため筆者は「ストール」を息子にかけて寒さをし のいだのでした。ご神殿は暖房などかかっていないので防寒対策グッズが 1 つでもあって良かったと 思いました。

七五三記念撮影で筆者が後から後悔したこと

ご祈祷が終わる頃には子供はもう飽き飽きしてしまっているかもしれませんが、七五三の記念撮影 は絶対にやってほしいものです。フォトスタジオなどで前撮りする方も多いですが、筆者が後から後 悔したことは「神社での写真が少なかったこと」です。スタジオとは違う屋外での自然光での写真、 外で伸び伸びと笑顔でいる写真を筆者は撮っていなかったので後から勿体なかったと感じました。紅 葉の中の和装姿や、神社と和装という「和」な感じの写真があれば良かったのですが、実際七五三参拝当日は子 供が和装に飽きて「早く脱ぎたい」と言っていたこともあり撮っていませんでした。 最近では「出張カメラマン」を利用して神社での撮影を依頼される方もいますが、金額(平日と土 日祝では違う)や撮影時間、出張料、指名料等があり、場合によってはとても高額になります。その 為、筆者は依頼せずに自分達で撮ろうと考えたのですが、今思えば利用しても良かったかなと思いました。 尚、神社によっては境内での撮影が許可されていなかったり撮れる場所を制限しているところもあ りますので撮影する前に確認することをオススメします。

七五三参拝後、食事会をやって良かったと思ったこと

参拝後はレストランで食事会を行った筆者なのですがこれが意外に良好で義両親にも喜ばれました。
まず予約をする前に義両親へ嫌いな食べ物や好みを聞いておき、レストランへはそれらを伝えてメ
ニューを作っていただきました。それにより義両親もお料理に満足したようでした。また予約時に
「七五三のお祝」と伝えていたので子供には特別なお祝いメニューを出していただき大喜びでした。
食事会を行うホテルやレストランによっては「七五三お祝い膳」というコースを出してくださるとこ
ろもあるのでそれを利用するのもいいです。
また食事会の時には和装から解放されて息子のご機嫌も良く義両親と共に写真を撮ったりすること
が出来て親孝行になったと思います。

尚、神社への参拝後は和装をすぐに返却しなければならないレンタル店もありますので確認し、レ
ンタル衣装まま食事会をする場合は汚さないようにタオルなどで防ぎましょう。レンタル店によって
は後で「クリーニング代」を請求されることがあります。

七五三の思い出をしっかり残そう!

こうして無事に七五三が終了したわけですが、撮った写真などを上手に整理して思い出を残しましょう。 まず、撮った写真をフォトブックにして残す方法があります。フォトスタジオでは「七五三セット」 というものがありフォトブックがセットということもあります。ただフォトブックだけに限らず、カレン ダーの写真にすることが出来たり、お気に入りの写真をキーホルダーやポスターにすることも出来ます。 写真を DVD に入れて両親や義両親に贈るということも出来ますが、筆者の義両親が一番喜んだのはフォ トフレームに入った写真でした。フォトブックも喜ばれましたが「すぐに飾れる」ということでフォトフ レームに入った大きめの写真が喜ばれました。 また、七五三のお祝をくださった親戚などへは御礼を送ることも忘れないようにしましょう。のし紙に は「内祝い」または「御礼」にし、紅白の水引の下には子供の名前だけで苗字は記入しません。 そして迷うのが御礼の相場ですが、地域によって違いがあるので両親や義両親へ確認することをオススメ します。相場はいただいたお祝いの半分から 3 分の 1 程度ですが、「半がえし」といって必ずお祝いの半 分をお返しする風習もあります。 そして御礼の品に七五三で撮ったお写真を1枚入れておくととても喜ばれます。 以上、筆者の七五三での体験談とアドバイスをご紹介しましたが、ご家族にはお子さまの成長を喜び、心 を込めたお祝いと七五三でより幸せなものにしてほしいと思います。

福岡市七五三記念撮影・衣装レンタル

七五三撮影・衣装レンタル 原田写真館七五三ホームページhttp://753-haradaphoto.com/
福岡市東区香椎1-12-6(香椎参道通り)

七五三フォトギャラリー http://753-haradaphoto.com/gallery/

参拝マナー・福岡市東区近郊神社情報は、原田写真館
初めての七五三ページ http://753-haradaphoto.com/sft/

原田写真館Since1969オフィシャルホームページ
https://www.harada1969.com

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