七五三をいつ行うか

七五三を子どもの満年齢で行うか、数え年で行うか、兄弟姉妹一緒のタイミングに合わせるかによっていろいろと変わってくるかと思います。子どもの成長を祝う大事なイベントですが、費用や労力がかかるのも否めません。なるべく兄弟一緒にという方も多いと思います。東京都下在住の我が家には現在7歳の長女、3歳の長男がおります。周りの話を聞いていると、女児3歳(年少)7歳(小学1年)どちらも満年齢、男児3歳は行わず5歳を満年齢(年中)人が多いです。

我が家の七五三は満年齢で長女3歳、7歳で行い、長男は来年5歳で行う予定です。

七五三事前準備


まずは日程を決めます。一般的には11月に参拝するのが通例ですが、最近は混雑を避けるために10月に行う人も増えているようです。七五三写真の前撮りや貸衣装は11月を避けるほうが比較的安く抑えられるというメリットもあります。

我が家でいつも参拝する神社は特に予約などは不要で、当日受付をして祈禱料を支払い、時間になると集合する、といった流れです。七五三写真は前撮りをする人がまわりには多いです。我が家は3歳・7歳の時もどちらも当日に七五三写真を撮り、参拝し、食事をして帰るという流れでした。ですので、日程を決めたら、写真の撮影と食事場所の予約確保です。

無事予約が確保できたら、次は服装のことを考えます。当日主役の本人は貸衣装で父親もスーツなのでほとんど問題ないでしょう。問題は母親と兄弟姉妹です。

3歳の時は下の子を妊娠中でしたので、ゆったりとしたワンピースを購入しました。7歳の時はなるべく費用を抑えるため、入学式に使用したスーツにしました。長男は近所の店の子ども服売り場でポロシャツと黒ズボンを購入し済ませました。本人用にも参拝が終わったらすぐ着物を脱ぎたがることを想定して、入学式で使用したワンピースを準備しておきました

七五三参拝当日(3歳のとき)


被布は親戚のものを借りることができたので持ち込みしました。洋装の撮影もあったので衣装を当日選び撮影へ。10時スタートでした。3歳はまだ親と離れる不安があり、七五三がなにをするものかも正直わかっていません。着付けと髪のセットまではなんとか大人しくでき、いざドレスの撮影へ。親としてはドレスを着せたらプリンセス気分になって盛り上がるかと思ったのですが…一人でカメラの前に立たされ大人が何人かいる場面に不安を感じたのかどんどん顔から笑顔がなくなり…1枚も笑顔の七五三写真は撮れず…

続いて和装。被布に着替え、また撮影へ。次は完全に嫌になり、泣き出してしまいました。

カメラマンさんも一度泣いてしまったら、しばらくは撮れないからあとで時間を設けましょう、と提案してくださり、一度自宅に帰り、昼食をとることに。家に帰る間も大泣きで、衣装をひたすら脱ぎたがっていました。仕方なく脱がせ、私服に…(涙

いとこと祖父母も来ていたので、一緒にお昼を食べご機嫌が直りました。その後みんなで神社へ。到着し、待合室で着付けのできる祖母が衣装を着せてくれなんとかお参りができました。合間機嫌を損ねないように、おやつを与えてはいましたが…

七五三参拝後再び、写真を撮りに。今度はいとこ達もいっしょに付いてきてくれ、気持ちもすっきりしたのかカメラマンさんも笑わせてくれ、なんとか笑顔の七五三写真を撮ることができました。

無事写真を撮り終え、食事へ。祖父母、いとこも集まって大人数でしたので、個室でよかったです。本人はすぐ衣装を脱ぎ、ワンピースに着替えました。リラックスしておいしい食事をとり、1日を終えました。

七五三参拝当日(7歳のとき)


今回も七五三写真と参拝を同日にしたので、朝9時半よりフォトスタジオへ。今回長男にも着物を着せました。衣装合わせの時に、激しく嫌がり、もしかしたら着られないことも覚悟の上でしたが、なんとか着てくれました。2人で着物を着て姉と弟だけのショットは親としては大満足です。衣装チェンジもしたので、すべての撮影が終わったのは12時くらいでした。

軽く昼食を採り、神社へ。車で神社に移動中、着物が苦しいと不機嫌になり、きれいに着せてもらった着物を一部ほどくことに…到着後、着物を直すもやはり素人が直したので、着崩れてしまい、そのままの姿で写真に残っています…

神社の受付後、祈祷までの時間が少しあり、退屈していましたが、おみくじをさせたり、当日行われていた結婚式をみるなどして時間を過ごしていました。

祈祷中、下の子ががまんできずうるさくしてヒヤヒヤしましたが、無事に終えることができました。当日天気は晴れでしたので、何の問題もなく済みよかったのですが、もし雨でしたらレンタル衣装の場合はとても大変ですね…

衣装を返却し、食事会へ。個室を用意してくれることがわかっていたので、前回と同じ場所にしました。祖父母から七五三のお祝いにプレゼントを渡され、おいしい食事も食べられ、最後は満足そうでした。

今後七五三のお宮参りへ行かれる方へのアドバイス


当日、七五三写真撮影、参拝、食事会、というのは正直なかなかハードでした。撮影が当日だと1日で済むので計画は楽ですが、なるべくなら前撮りがよいと思います。写真もたくさん撮ってくださるので、選ぶのにも時間に少し余裕があったほうがいいと思います。それに参拝や食事会の予定も迫っているので、焦ってしまいます。


3歳の七五三は

ほとんどの子が物心ついてから撮影が初めてで、窮屈な服を着させられる意味がわからない年齢です。事前に親戚や友達、写真スタジオの広告などを見せて、七五三がどんなものなのか、どんなことをこれからするのか事前に話をするべきでした。女の子ならドレスや和装が着られるのなら喜んで撮影するかと甘く考えてあまり話をせず当日を迎えてしまったのが反省点です。よかったのはご機嫌を直すグッツ(おもちゃ・お菓子)を用意していたこと。我が家はたまたま年の近いいとこもいてくれたことも幸いしました。


7歳の七五三は

七五三がどういうことか知っていて、もうしっかりしていました。ちなみに年長さんか小学1年生は前歯の乳歯が抜けている可能性もあります。我が家の長女は春ごろに抜けたので生えそろうのを待っていたのもあり、七五三撮影を当日にする選択をしました。でも前歯のない状態もそれはそれでその時にしか見られないかわいらしい姿ですので、思い出にいいかもしれませんね。

衣装合わせのときはわくわくして着物やドレスを選んでいました。当日は緊張なのか、あまり笑顔が見られず残念でした…着崩れしないようにきっちり着付けしてもらったせいか、7歳と言えど苦しい、もう帰りたいと不機嫌になり、写真をいっぱい撮られることにうんざりな様子。

子どもが喜ぶイベントかと勘違いしていました。子どもも親と同じく疲れてしまうのですね…ですが、衣装を着た姿をみるとここまで成長してくれた、と感慨深いものです。出来上がった写真を見て、当日大変だったなぁ…なんて思い出すものまた良いものだなぁと思います。

長女が7歳の七五三を終えた今、フォトスタジオで写真を撮るのは次は成人式なのか…と思うととてもさみしい気持ちです。(ハーフ成人式も昨今では流行ってはいるようですが…)

なので苦労があった1日のほうがきっと印象に残るはずです。今では3歳の七五三時のハプニングも本人にとっては笑い話。(意外と本人は嫌で泣いていたことをちゃんと覚えていました。)

これから七五三参拝へ行かれる方、苦労話もありますが、お子様の成長を祝う節目の素敵なイベントです。準備や当日も大変なこともあるかと思いますが、すてきな日が迎えられますよう願っています。

福岡市の七五三記念撮影は東区の原田写真館

七五三撮影・衣装レンタル 原田写真館七五三ホームページ http://753-haradaphoto.com/
福岡市東区香椎1-12-6(香椎参道通り)

七五三フォトギャラリー https://753-haradaphoto.com/gallery/

参拝マナー・福岡市東区近郊神社情報は、原田写真館
初めての七五三ページ https://753-haradaphoto.com/sft

福岡市原田写真館Since1969 オフィシャルホームページ

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