押し入れから出した七五三の着物を広げてみたら、思っていたよりサイズが合わない。衿元にうっすらシミがある。——毎年、この時期に多くいただくご相談です。
原田写真館では1969年の創業から3,000組を超える七五三の撮影をしてきました。お持ち込みの着物を拝見する機会も多く、そのたびに同じことをお伝えしています。
この記事では、実際にお客様にご説明している「確認の順番」と「お直しをいつ出すか」をまとめました。
まず、明るいところで広げてみてください
着物をたたんだまま判断するのは難しいものです。窓際など明るい場所に広げて、次の4点を順に見ていきます。
1. シミ・変色
衿元、袖口、裾——汚れが出やすいのはこの3箇所です。しまう前は目立たなかった汚れが、年月が経って浮き上がってくることがあります。
2. ほつれ・糸切れ
縫い目、袖の付け根、紐の付け根を指でたどってみてください。
3. においとカビ
長くしまっていた着物は、たとうしから出した時のにおいで判断できます。
4. 寸法
着丈(肩から裾まで)と裄(背中心から手首まで)を、お子さんの今のサイズと照らし合わせます。
ここで「どれか一つでも気になる」となれば、お直しを検討するタイミングです。
お宮参りの着物は、3歳ごろまで使えます
「赤ちゃんの時の着物は、もう使えませんか」というご質問をよくいただきます。3歳ぐらいまでは使えます。
ただし、そのままでは着られません。次のお直しが必要です。
女の子の場合
- 肩上げをする
- 紐を付け替える
- お宮参りの着物は袖が縫ってありませんので、袖口の下をとじておきます
- 女児の袖は丸みがありますので、仕立て直しておくと一層可愛く見えます
男の子の場合
- やはり肩上げをする
- 紐ははずすか、5cmほど下に付け直しておくと良いです
原田写真館では、このお直し方法をまとめたプリントをご用意しています。ご来店の際やお電話で、お気軽にお声がけください。
お直しは「1〜2ヶ月前」が目安です
これが、この記事で一番お伝えしたいことです。
早すぎるお直しは、かえって失敗します。
お子さんは成長が早いので、あまり早くからお直しをしてしまうと、当日には短めになってしまいます。夏前に採寸して仕上げた着物が、11月には丈が足りない——実際にあることです。
お参りや撮影の1〜2ヶ月前に合わせておくのが、ちょうど良い頃合いです。
ただし、シミ抜きやカビの除去、大きな寸法直しを専門店に出す場合は、預けている期間が必要になります。まず状態を確認するのを先に、寸法を合わせるのを後に——この順番で考えると、無理がありません。
- 夏のうちに:状態の確認、必要ならシミ抜き・洗いに出す
- 撮影・お参りの1〜2ヶ月前:肩上げ・腰上げで寸法を合わせる
ご自身でできること、専門店に任せた方がよいこと
ご自身でもできること
- 肩上げ・腰上げ
- 長襦袢への半襟つけ
- 紐の付け替え
裁縫に慣れた方であれば、ご家庭でされる方も少なくありません。おばあちゃまが仕立ててくださる、というお話もよく伺います。
専門店にお任せした方がよいこと
- シミ抜き、洗い
- カビの除去
- 裄直し、着丈の大きな寸法直し
- 生地が弱っている着物の修繕
ご自身で試される前に、一点だけ
着物は素材によって、水洗いやアイロンができないものがあります。特に正絹(しょうけん)は、水がかかると輪ジミになって残ることがあります。しまい込まれていた古い着物は生地そのものが弱っていて、力を入れて引っ張ると裂けてしまうこともあります。
「まず自分でやってみて、だめなら専門店へ」という順番は、着物に関してはおすすめできません。触る前に、一度専門店に見てもらう方が、結果として安く済むことが多いです。
お直しに出すときの確認事項
お店に相談される際は、次の3点を確認しておくと安心です。
1. 見積もりを先に取る
お直しの費用は、内容とお店によって幅があります。着物を預ける前に、金額を確認してください。
2. 仕上がりの日を確認する
【要確認:一般的な期間の目安をご記入ください】お参りや撮影の日から逆算して、間に合うかどうかを必ず確認します。
3. 相談しやすいお店を選ぶ
着物の状態を見て「どこまで直すべきか」を一緒に考えてくれるお店が安心です。全部直すのが正解とは限りません。
【要確認:福岡市内で提携先・おすすめのお直し店があればご記入ください。なければこの段落ごと削除してください】
撮影当日までに揃えておくもの
お直しと合わせて、小物の確認もしておくと当日が楽になります。
女の子
半襟(前もって長襦袢につけておきます)・足袋・筥迫(はこせこ/昔は小物入れとして使われていたものです)・草履・バッグ・扇子・髪飾り・帯揚げ・帯締め・志古貴(しごき)
3歳で被布を着られる場合は、不要なものもあります。お気軽にお訊ねください。
男の子
半襟(前もって長襦袢につけておきます)・足袋・袴下帯・草履・懐剣・羽織の紐・扇子
男女とも
下着は、普段着られているシャツで大丈夫です。半袖・ランニング・キャミソールなど、襟が開いたものをお選びください。
原田写真館でできること
- お持ち込みの着物での撮影ができます。お直しを終えてお持ちください。
- お直し方法のプリントをご用意しています。
- 小物だけのお貸し出しも可能です。撮影のみのご利用の場合、小物のレンタル料はいただいていません。
- 帯が結び帯の場合、お支度代として別途3,300円を頂戴しています。
- 申し訳ありませんが、着物レンタルのみのご利用は行っていません。
着物の状態でご不安なことがあれば、撮影のご予約前でも構いませんのでお電話ください。
まとめ
- 着物は明るいところに広げて、シミ・ほつれ・におい・寸法の4点を確認する
- お宮参りの着物は3歳ごろまで使える。袖口の始末と紐の付け替えが必要
- お直しは1〜2ヶ月前。早すぎると当日に短くなる
- シミ抜き・カビ・裄直しは専門店へ。自己流で触る前に相談を
- 原田写真館ではお直し方法のプリントをご用意しています
福岡市で七五三写真前撮り・後撮り撮影、七五三写真だけなら
原田写真館 since1969 香椎参道
福岡県福岡市東区香椎1-12-6(香椎参道通り)
TEL:092-671-2373
営業時間:10:00〜18:00
定休日:火曜日(2月・5月〜9月は火曜日・水曜日)
駐車場:4台

七五三写真撮影|福岡市東区原田写真館
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大切なのは『お子様の成長に心から感謝し、お祝いすること』です。
七五三写真だけ前撮りして11月の参拝当日は、お洋服で行かれる方も増えています

